大好き。でもごめんね



でも


ずっと自分じゃない

"誰か"を演じているのは


相当の体力と精神が必要だった



思ったことを言えないのは

苦痛だった


言いたい 言えない

聞きたい 聞けない



それに

いつ手を離されるか解らない


不安が私を襲う



君を好きじゃなければ

とっくのとうに手を離すのに


踏ん張って



君の手をしがみつくには

もう無理みたい………


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