甘味処
こっちに気付いた星桜は、
あたしを見て少し焦った顔をした。


「叶・・・愛・・?」



窓からあたしを心配そうな顔をして見てきたけど

あたしは、俯いたままで・・・



「どうゆうことだよ・・・。」


宙の低い声が聞えた。



「・・・は?」



「なんでその女と一緒に・・「やめて!」



聞きたくない・・・。


もうこれ以上・・・聞きたくないよ。



「あら?修羅場かしら?ごめんなさいね?
星桜くんは今日もらってくわ。」



「ッ」



「おい!お前っざけんな!」



星桜は先生を怒っていたみたいだけど


今のあたしには何も・・・


ただ、先生の家に星桜が行くんだ。



その事しか頭になかった。



「叶愛・・っちゃんと聞かないと!」




「・・・ううん。行こ。」




あたしは宙を引っ張って中庭を出た。
さっき涙いっぱいでたはずなのに
なんでとまんないんだろ。







・・・・・星桜




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