超溺愛ブラコン妹の彼氏
「いつからエロ会長の天使になったんだょ!?」

空那登場

「ん?さっきから?」

「何だそれ…」

「空那…さっきはごめんなさい」
世那にメイクを直してもらっているから視線だけを空那へ向けた。
「気にしてないけど?で・も!郁斗に抱き締められてる紗輝ちゃんをみてるのは辛かったなぁ」

「ごめんなさい」

それを言うのが精一杯で…空那から視線をはずした。

「こぉら、空那!泣かすような事言うな!」

世那が空那を怒り

「紗輝ちゃん、お目目がウルウルだょ?涙は流さないでね?泣いたらメイクしないぞ!」

私も怒られた。

「泣かない!ごめんなさい。お願い、世那」

世那は頬を指し示した。

私はそれに答え'チュッ'とキスをした。

怒ってた世那の顔がほころび

「んじゃ再開ね♪」

ノリノリで続きをしてくれた。

「お前、紗輝ちゃんの前じゃ単純だなぁ。デレデレだし」

「郁斗もキスしてもらいたいの?駄目だょ?さっきやたらと密着したでしょ?それ以上の事はダ・メ!」

最後の'メ'を言った時の世那の顔は怖かった。

「世那が空那化してる!?まぁ兄弟だもんな?溺愛シスコン兄弟」

瑛太さん登場。

「悪いかょ!?」

世那と空那がはもった。

爆笑する生徒会メンバー。

「お兄達をいじめないで?いじめる人は許さないんだから!」

「ごめんね、紗輝ちゃん。いじめてる訳じゃないょ?うぅん、愛情表現とでも言うのかな」

未稀椰先輩登場。

「紗輝ちゃんと兄貴達の結束の強さは誰もが知ってるし、それが羨ましくてしょうがないの、皆。安心して」

私の頭をポンポンさせ

「可愛く仕上がってるょ。俺の胸に閉じ込めておきたい。アイツのとこには行かせたくないな」

「未稀椰、キャラかわってるぞ」
郁斗先輩に突っ込まれた。

「お前に迷惑かけてる訳じゃねぇからほっとけ」

「紗輝ちゃんと仲良くなれてかわったな?」

郁斗先輩は未稀椰先輩に向かって優しい微笑みを向けた。

「はぁい、完了♪」世那。

「想いをぶつけといで♪」瑛太先輩。

「戻ったら今度は俺が抱き締めてあげるからね♪」未稀椰先輩。

「紗輝ちゃん、皆応援してるから
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