双子悪魔のホームステイ
すると、マグマの奥で黒い霧のようになっていた物体が
「ふおっ!?」
「……っ。」
マグマから光の速さで飛び出し、二人の頭上を通って背後に一人の青年悪魔が出現した。
肩までの長さがある銀色の髪を持つ彼は、鋭い青の瞳で閻魔とロールを睨み付けている。
「そ、そのように睨まんでくれ。わ、わしらは、そなたの親じゃ!」
閻魔は青年の方を向いて、敵意が無いことを示すように両手の平を胸の前に上げた。
青年悪魔はそれでも尚、睨み続けている。
「おまえら……何者だ?俺様の前からさっさと失せやがれ!」
「ひっ!?ぼ、暴力は良くないぞ!」
大蛇矛を空間から取り出して左手に構えた青年悪魔を見て、閻魔は両手で頭を抱えて怯える。