双子悪魔のホームステイ

そんな彼の様子を見ていられず、



「全く……どうしようもないほど不甲斐ありませんわね。」


ロールは両手を腰に当て顎を少し上に上げた威圧的な態度で、ディザスの時と同じように閻魔の前にズイッと出た。



「わたくしはロール。後ろに居るのがハバート……通称、閻魔と呼ばれる者ですわ。わたくし達は、ある目的のためにあなたを生み出しましたの。そういうわけですので、あなたは今日からわたくし方の命令に従ってもらいますわよ、クレイ。」


「なんで俺様がおまえらに従わねえとならねえんだよ?大体、勝手に名前付けやがって……。俺様を誰だと思ってやがる?」


「つべこべ言わず答えなさい。従うか、火炎放射器の餌食になるか……どちらがいいですの?」
< 299 / 345 >

この作品をシェア

pagetop