もし明日が見えなくなっても切ないほどにキミを想う。
慧斗はそれをキャッチするとそっとあたしの頬に当てた。
なるほど、氷ってこれね。
ちゃんと用意させるって辺りが慧斗らしい。
「…………後、言い忘れてたけど」
「?」
「命を軽んじた発言は止めろよ」
「…………」
慧斗は、あたしの頬の具合を伺いながら、真剣に言う。
「雪那ちゃん、ジュース飲む?」
「あ………うん」
奏は、さっきまで怒っていたのが嘘みたいにいつもの笑顔であたしにパックの100%りんごジュースを渡す。
「慧斗はこれねー」
「さんきゅ」
慧斗はブラックコーヒーを受け取った。