ツンデレ★王子 -2nd-
あたしは近くの公園のブランコに乗った。
そこには明りが一つしかなく、淋しいところだった。
「はぁ…」
ブランコのさびれた音とため息が混じり合う。
あたしはさっきあったことを思い出していた。
リンカさんが先輩にキスをしようとしていた…
頬に手を置いて、唇を近付けて…
それはどういうことなのか…
まさかリンカさんは先輩が好きなんじゃ…
ううん、そんなことない…
だってリンカさんはあんなに優しくて、あたしを妹だって言ってくれて、応援してくれて…
「…確かめなくちゃ」
あたしは立ち上がった。
そして走り出した。
そこには明りが一つしかなく、淋しいところだった。
「はぁ…」
ブランコのさびれた音とため息が混じり合う。
あたしはさっきあったことを思い出していた。
リンカさんが先輩にキスをしようとしていた…
頬に手を置いて、唇を近付けて…
それはどういうことなのか…
まさかリンカさんは先輩が好きなんじゃ…
ううん、そんなことない…
だってリンカさんはあんなに優しくて、あたしを妹だって言ってくれて、応援してくれて…
「…確かめなくちゃ」
あたしは立ち上がった。
そして走り出した。