金髪の君*完結



つかみ掛かろうとした私をガッシリと抱きしめ離さない心。

再び暴れだした私に


「落ちつかねぇとキスするからな。」


心が囁いた言葉に固まる私。


若田は教室のドアに向かって歩きだし、私と心の横を通り過ぎる瞬間


「姫は、ナイトに守られてな。
キングの俺が最後に迎えにいってやるから。」


そう言い、去って行った。



若田と柳が教室を出て行くと離された腕。


冷静になってみると、心は私にキスをしないこと思い出し、


--嵌められた…


嵌められたことに気付いた私はガクッと肩を落とした。

< 621 / 858 >

この作品をシェア

pagetop