相想相愛
信じられる人
━自室 PM10:30
メールの着信音で目が覚めた。
気がつけば、周りは真っ暗だった。

『優衣、意味わかんないよ。
 友達に言われたの?
 今すぐ優衣んとこ行きたいけど
 仕事まだ続きそうで行けないんだ。
 ゴメン。
 でも、俺は優衣となんか別れる
 つもりはないよ??(゜Q。)??
 ・・・それ言ったのは本当に友達? 
 俺のファンなんかじゃないよな?
 どっちにせよ、優衣を傷つけて
 なんのケアもないなんて許せないから
 明日、学校終わったらそっこー
 優衣んとこ行くから!
 俺は、一生優衣の見方だからな?  直輝より★』

直輝からのメールでまた涙が出た。

『ありがとう。
 今、信じれるのは直輝だけだよ。
 いつでもいい。直輝に会いたい。
 もう、私は何をしたらいいかわかんないし
 何のために生きたらいいかわかんないよ。。。
 直輝、どうしたらいいの・・・』

『優衣、今は自分らしく生きよ?
 明日は学校休んでもいい。
 でも、自分が傷つくような事だけは
 絶対にするなよ?』

「直輝・・・」

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