続・特等席はアナタの隣。
そして、あっという間に日にちは過ぎ、もう試合当日を迎えてしまった。

この一週間、親父に事情を話して、仕事に行く時間を調節してもらった。

講義が終われば練習に参加し、仕事が終われば自主練メニューをこなす毎日で、もちろん、モカとはほとんど会えていない。


でもそのおかげで、勘を取り戻し、身体も完璧に仕上げた。


「黒崎!!今日は頼むぞ!!」

「ああ。出るからには勝つ」


元々ここまでのやる気はなかったが、今日はモカが観に来ている。

絶対に負けられない。


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