続・特等席はアナタの隣。
早速、モカと2人きりになれる場所まで移動し、誰も来ないと思われる、小さな教室に入った。

「やっと落ち着ける…」

モカを抱き寄せながら呟くと、また慌てた様子で突き放され、「は、はいこれ!!」と、ずいっとお弁当を差し出された。


「…ありがと」

本当、モカは恥ずかしがりやだ。

苦笑しながら受け取ると、モカは赤い顔をしながらニコリと微笑んだ。



……でも、なんかこれ軽くねえか?

受け取ったお弁当を袋から取り出し、パカッと蓋を開けた。


「……空、なんだけど?」

何も入っていない。


「ええぇっ!?ウソでしょ!?」

モカが驚いた表情でのぞき込んできた。何も入っていない空の弁当を見ながら、唖然としている。



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