続・特等席はアナタの隣。
「モカ、天然すぎだろ」

「そんな!!間違いなく作って………ハッ!もしかして…お兄ちゃん!?」

悔しそうな顔をしながら、「信じられない!!」とモカが叫んでいた。



……どうやら、兄貴の仕業らしい。宣戦布告されたようだ。

こんな子どもじみたイタズラだが、かなり腹が立つ。……やってくれるぜ…。



「ごめんね和泉君!!すぐ何か買ってくるから!!」


財布を持って教室から飛び出して行こうとするモカを慌てて引き止めた。


「行かなくていいから。離れないで」


昼飯なんて食わなくたっていい。

今は、少しでも長くモカといたい。
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