メロンソーダの恋~三回は好きの証~
「はーい話しちゃんと聞いてね」
先生達の話しの始まりはこれ。『はーい、ちゃんと聞いてね』
こっちは聞いてるつーの。
「6時から夕ご飯だからまたここに集合ね。8時から30分間温泉ね。質問は?」
「先生~男女の部屋って入っていいんですか?」
「一様自由時間が今から、9時までだからその間ならいいよ」
長い話しと質問タイムが終わっていよいよ自由時間。
アタシは絶対、この日の事を小説にしようと思ってたから自由時間は小説を書く。
「ねぇココなにする?トランプ?恋話?」
「ゴメン!アタシちょっとダメだわ。その代わり流達呼んだから」
一気にひかるの顔が赤くなった。可愛いねぇ。
部屋に荷物を置いて、森の近くにあったベンチにノートを持って座った。
――――よし!大体こんな感じかな。
「メロンソーダを――――。」
「わぁぁぁぁ!!」
「お前ベンチ好きだな」
後ろから小説を読んでたのは淳夜。またアタシの頭を三回叩いた。