ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 兄貴は無言で激しく銃を乱射しながら、ゆっくり近付いて来る。


 銃弾は盾にしているテーブルだけでなく、俺の付近にあるものを次々と粉々にしていった。


 何なんだよ、いったい…


 兄貴がすぐ傍まで迫り、絶体絶命だと感じた時、カチッ、カチッと虚しい音が響いて兄貴の銃が弾切れを告げた。


 兄貴が新たなマガジンを挿入している隙に、俺は店を飛び出した。


 振り返らず全力で走った。



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