ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 蔦山さんの不機嫌・無愛想はいつものこととして、この静けさはどうなってる?


 署内は騒然としているもんだと腹くくって出勤してきたのにコレだよ。


 俺の疑問を察したのか、蔦山さんが口を開いた。


「昨日の事件は知ってるよな?詳しくはわからねーけど、どうやら内部の人間が関係してるらしくて、捜査は監察局の奴らが一貫してやるらしい。俺らはせいぜいパシリみたいなことやらされるぐらいだろ。ガキの使いみてーな小っちぇー仕事はまっぴらだ、クソッ。」


 どうやら、昨日の俺の不届きな行いよりも、蔦山さんにとって腹立たしい事態が起こり、俺は九死に一生を得たようだ。


 けどその『関係している内部の人間』ってのが俺だとバレたら?!


 考えるのも恐ろしい。


< 117 / 463 >

この作品をシェア

pagetop