ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 とりあえず、帰宅はしたが、一睡もせずそのまま出勤した。


 昨日もズル休みしたし、今日は久米沢暗殺事件で大忙しだろうし。


 蔦山さん、相当ご立腹だろうな…すこぶる気が重い。


 けど、わが職場は予想外にいたっていつも通り。


「あれ?」


 思わず小さく呟き呆然と突っ立っていると、


「生きてやがったか…」


 背後から、今俺にとって最も脅威の存在である人物の声がした。


「すみませんでした。」


 慌てて振り返るとそこに、未だ怒り冷めやらぬ様子の蔦山さんがいた。


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