ロシアンルーレット【コミカルアクション】
「有坂、どうせ暇なんだ、行って来い。たまには市民の為に働け。」


 どこから現れたのか、気付くと赤城課長がすぐ横に立って俺を見下ろしていた。


「めんどくせー。」


 俺は舌打ちしながら立ち上がり、受付へ向かった。


 俺充分市民の為に働いてるし…


 部下を見る目が節穴のタヌキ親父め。


 しぶしぶ受付へ行くと、カウンターで対応していたさっきの電話の相手であろう若い女がすかさず俺に気付き、


「あ…有坂さん!!」


 と助けを求めるように叫んだ。


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