ロシアンルーレット【コミカルアクション】
「何でですか?」


「命を狙われる危険性があるからだろーが!!お前、プロの殺し屋に狙われて、生き延びる自信あんのかよ?!」


「ないです。」


 蔦山さんの、俺をバカにしたような口振りに多少不満ながらも、正直に答えた。


 信号に目をやると丁度、赤から青に切り換わった。


 俺の方を見たままの蔦山さんに、「青です」と伝えると、蔦山さんは前を向き直りアクセルを踏んだ。


「お前失うと、仕事がやり辛くなるんだよ。」


 独り言のように蔦山さんが、ボソッと呟いた。


 なんとなく照れくさくて、俺は聞こえなかったふりをした。


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