ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 廊下の突き当たりが寝室になっており、途中にユニットバス、ダイニングキッチンがある。


 それらのドアは全て微かに開いていた。


 俺は足をしのばせゆっくり進み、それらのドアを手で押し開け中を覗いて確認した。


 侵入者がいるのは明らかだった。


 そして辿り着いた突き当たり。


 俺は一度軽く息を吐いて呼吸を整えると、寝室のドアを勢い良く開け部屋内のあちこちに向かって銃を構えた。


 寝室に人影はなく静まり返っており、安堵して糸が切れたように銃を下ろし正面に目をやると、窓が開け放たれて薄いグレーのカーテンが風になびいてヒラヒラと舞っていた。



< 190 / 463 >

この作品をシェア

pagetop