ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 思わず声をあげそうになり、軽く握った右拳を顔へ持っていき、親指と人差し指で包むようにして自分の口を塞いだ。


 何故か呼吸まで止まった。


 苦しくなって、大きく息を吐き出しながら拳を外し、堪らずまどかさんから目を逸らした。


 それから…再び意を決して、もう一度まどかさんを見た。


 今まで俺が見てきたどの遺体よりも…




 まどかさんは美しかった。






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