ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 そして両手の平を兄貴に見せるようにかざし、


「頼むから…もう…何も言うな。」


 消えそうな声で、一つ一つ言葉を絞り出した。


 全身が震えているのがわかる。


 俺…泣いちゃいそうだし。


 俺は力なく重い体を持ち上げ、テーブルの上に置かれた銃をしまうと、兄貴の部屋を後にした。






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