ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 何?この昼ドラみたいなベタな展開?


 悲しみと失望に打ちひしがれた俺へ、神様が天使を送り込んだ?!


 俺はそんな望んでない下世話な贈り物は無視して向きを変え、足を引きずる様に歩き出した。


 ノアは俺の目の前に回り込むと、俺を立ち止まらせるように俺の体を両手で支えた。


「離せよ。」


 俺はノアの両手を乱暴に振り払った。


 ノアはそんな俺の声は聞こえない。


 否、この雨音じゃどうせ俺の声は掻き消されてるか。


 どっちでもいいや。


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