ロシアンルーレット【コミカルアクション】
 ようやく俺の苦手な客2名が帰ったので、蔦山さんの姿を探して署内を見渡した。


 蔦山さんは見当たらない。


 すると、情報処理担当の若い女…名前なんだっけか?!…と目が合った。


 女は俺にゆっくり歩み寄ると、乱雑に走り書きされた、紙の切れ端をスッと差し出した。


「蔦山さんから」


 無愛想に一言だけ言い、俺がその切れ端を受け取るとその女はまた自分の席に戻り、パソコンに向かって何食わぬ顔で仕事を再開した。


 恐る恐るそのメモ書きを読んでみる。


『パパとのお話が終わったらすぐ来い』


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