異常人 T橋和則物語
勘
魚田みすずことクレイジー和則は、アイドル事務所・エピックサミーと所属契約した。”日本美少女コンテスト”グランプリの魚田は、話題となっていた。注目点はなんといってもコケテッシュな美貌だった。はっきりいって、魚田みすずは可愛い。美少女だ。文句のつけようもない。頭は馬鹿で、正体は”クレイジー和則”だか…。
契約にはもちろん背広姿のセロンも同席して、みすずこと和則が狂わないように監視していた。みすずはキャミソールとスカート姿である。しかし、セロンは、いつ和則がスカートに手をかけて糞たれるのではないか、と不安にかられていた。とにかく、用心に用心である。いつ、狂うかわからないのだから、気が気でない。
なにせ、正体は”クレイジー和則”だ。
契約条件では、セロンは「自分が彼女(和則)の専属マネージャーに」といった。とにかく、他のものでは和則はダメだと思った。ベビーシッターみたいなマネはとんでもないとは思ったが、とにかく自分でなければダメだ…そう思った。そして、とにかく和則が狂わないうちに契約して事務所を出て、帰ろうとおもった。それは、重大なことのように思われた。とにかく、魚田みすずが和則だと知られてはマズいと思った。
セロンと魚田みすずが教会の一室に帰る頃は、もう夕方だった。
夏だというのに外気はむっとした暑さではなく、清々しい微風まで吹くあり様であった。セロンはぐったりしてしまった。和則の”お守り”に疲れたのだ。
和則。和則を監視して、大丈夫かどうか、不安にかられてまた発作でも起こしてないかどうか、たしかめなくては。彼にとってコンテストも契約もかなりの冒険だったに違いない。日頃の手順、病院で看護婦さんや主治医がやってくれる手順とは大きく違っていたろう。当たり前だが、そうだ。セロンは大きな笑顔をつくり、和則の部屋にむかった。きっとあいつだって、まともになってる。そんな期待はもろくも崩れ去った。セロンが部屋に足を踏み入れると、足をとめ、その光景に唖然としてしまった。
魚田みすずことクレイジー和則は、アイドル事務所・エピックサミーと所属契約した。”日本美少女コンテスト”グランプリの魚田は、話題となっていた。注目点はなんといってもコケテッシュな美貌だった。はっきりいって、魚田みすずは可愛い。美少女だ。文句のつけようもない。頭は馬鹿で、正体は”クレイジー和則”だか…。
契約にはもちろん背広姿のセロンも同席して、みすずこと和則が狂わないように監視していた。みすずはキャミソールとスカート姿である。しかし、セロンは、いつ和則がスカートに手をかけて糞たれるのではないか、と不安にかられていた。とにかく、用心に用心である。いつ、狂うかわからないのだから、気が気でない。
なにせ、正体は”クレイジー和則”だ。
契約条件では、セロンは「自分が彼女(和則)の専属マネージャーに」といった。とにかく、他のものでは和則はダメだと思った。ベビーシッターみたいなマネはとんでもないとは思ったが、とにかく自分でなければダメだ…そう思った。そして、とにかく和則が狂わないうちに契約して事務所を出て、帰ろうとおもった。それは、重大なことのように思われた。とにかく、魚田みすずが和則だと知られてはマズいと思った。
セロンと魚田みすずが教会の一室に帰る頃は、もう夕方だった。
夏だというのに外気はむっとした暑さではなく、清々しい微風まで吹くあり様であった。セロンはぐったりしてしまった。和則の”お守り”に疲れたのだ。
和則。和則を監視して、大丈夫かどうか、不安にかられてまた発作でも起こしてないかどうか、たしかめなくては。彼にとってコンテストも契約もかなりの冒険だったに違いない。日頃の手順、病院で看護婦さんや主治医がやってくれる手順とは大きく違っていたろう。当たり前だが、そうだ。セロンは大きな笑顔をつくり、和則の部屋にむかった。きっとあいつだって、まともになってる。そんな期待はもろくも崩れ去った。セロンが部屋に足を踏み入れると、足をとめ、その光景に唖然としてしまった。