鋭く甘い視線の先の獲物
「私…彼を裏切ってしまったの」
「……………」
「私、友達に騙されてね。借金を背負う事になっちゃって……どうしてもお金が必要だったから手っ取り早く稼げる仕事を探してた」
「……………」
「昼間は普通の仕事をしていたから、どうしても夜しか働けなかった。借金の事は恭也さんに言えなくて…内緒で返そうと思ってて…」
言葉が出て来ない…。
私はただただ聞いてる事しか出来なくて…百合を見つめながら黙って聞いていた。