溺れた愛のシルシ
部屋の中は外にもれていた音よりも
はるかに大きな音が鳴り響いていた。
「里緒ちゃん…。」
あたしは不安で里緒ちゃんに助けを求めた。
だってそこには…。
ヤンキーみたいな男の人たちが
いっぱいいるんだもんっ!
「ま、適当に座ろうよ。」
「ねぇ…これってまさか…。」
「合コン。」
里緒ちゃんは
今更?って顔でこちらを向いた。
合コンなんて初めてだし…。
しかも女子は5、6人いる男子と比べて、
あたしと里緒ちゃんだけだよ...。
「ここ、空いてるよ。」
そういった声の透き通った彼は、
あたしの真後ろにいた。
「ありがとう...。」
「どういたしまして。」
彼に甘えて一応座れたものの...。
あたしは制服のスカートしか見ることができない。