報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

 愛未はパソコン画面を見ながら言った。


「わかったよ。樹莉さんは、仮面優等生だったらしい。」


 悟は、愛未を見て半笑い顔でそう返した。


「仮面優等生……?」


 愛未は、悟に向かって呟いた。


「そう。仮面優等生を演じてたんだよ、親や周りの前では…な。」


 悟の言葉が愛未には重くのしかかった。

 愛未は“仮面優等生”を一人知っている。それは…。
 誰であろう“侑菜”だ。侑菜も、いい子を演じていた。親でさえその仮面を本当の素顔だと思いこんでいた。


「仮面優等生…は、辛かっただろうな。」


 悟は、しみじみと言った。愛未もそう思ったから何も言わずにいた。


「さて、今日はもう少し深く調べてみよう。愛未は座ってろ。」


 悟は、言って記事調べにまた戻った。


  
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