報復サイト~正義の死(バツ)を~
  

 侑菜は、自分にこんな終わりを用意していたのだと…理解せざる終えなかった。
 沙織は、『死』を受け入れるしかなかった。
 沙織は、大人しくなった。


「そうだ…大人しくしていろ。」


 オヤジの虚ろな瞳が輝きを放つ瞳に変わり沙を見つめる。


「今…楽にして…あげるよ。」


 オヤジは、言って黒猫を殺した果物ナイフを沙織に向かって振りかざした。


「んっーー!!」


 オヤジの押さえる沙織の口からこもった悲鳴が漏れた。
 沙織の胸が、緋く染まる。沙織は、瞳を見開いたまま亡くなった。
 オヤジは、果物ナイフを握り締めてハッと我に返った。


  
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