僕 の 愛 し い 人 [ホラー]
私は優しい微笑みをしながら星愛ちゃんに言った。

『さよなら。
義理の妹さん。』




―グザッ




首に差し込んだナイフから血が吹き出す。

血飛沫が私にかかる。



―ガシャン!



『‥思ったより早かったなー‥』

割られた窓からゴトリと煙幕が投げ込まれる。

煙りが出る前に星愛ちゃんからナイフを引き抜く。

迷わずナイフを自分の腹に突き刺す。

『う‥っ‥』


―ズッ カラン


引き抜いたナイフを捨て私は力を抜いた。

血が沢山出てるなー

まあ‥‥警察が助けてくれるよね。
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