My fair Lady~マイフェアレディ~
「ユウ、どこか痛いとこがあったら言えよ?」
「そうだぞ。後、しばらくは街に行くなよ」
「えーー!!」
二人の言葉に俺は講義の言葉を上げる。
「ズボン履けないだろ。」
「医者が念のためあんまり動くなっつってたぞ。」
「だって~…お家で一人じゃつまんない…」
それに二人は向かい合って、目で何かやり取りをすると、また俺の方に視線を戻し柔らかく笑った。
「俺達が交代で傍にいてやるぞ」
ネオードの言葉に俺は目を丸くした。
「でも、お仕事あるでしょう?」
「大丈夫だ」
キッパリ言ってしまう彼に俺は一瞬言葉を失くし、そして嬉しくて顔がほころんだ。