My fair Lady~マイフェアレディ~
ヒュウオオ!!と吹雪く雪が部屋に入って来て男達も全員目を覚ました。
ロードは目を丸くして動きがピタリと止まってしまった。
その扉を開けたのは……。
「ママン……」
ロードの母ロンナが行き荒く、必死の形相で家を空けたのだ。
その手には大きな袋があった。
「ママン……!!ママン!ママン!!」
ロードは駆け出す。ネオードを看病していたのが嘘のように母親の元へ行く。
「ロード……」
ロンナが荷物を降ろして久しぶりに見たロードを愛おしそうに抱き締めた。
「ママン……ママン……!!」
「可哀想にこんなに窶れて……」
「ママン……レオンがぁ……フィルがぁああ…!!」
よしよしとロードの背中を撫でてやり、奥にいるネオードと男達を見て顔を顰めた。