シュガーベイビー★キス
「キスして気まずくしたのは俺だから…俺に責任があるのは分かってるけど…気まずいままの関係は嫌なんだよ。モヤモヤするしイライラするし…」



「は、はあ…」



「だからここでもうハッキリさせようと思う…」




泉サマはこちらに歩み寄るとあたしの顔をじっと見つめた。





「このまま期限まで付き合ってみるか、ここで付き合うのをやめてこの先一切お互いのことは干渉しないし、関わらない。どっちがいい?」



「…え?」





な、何を突然……




「自分で言うのもなんだけど、俺は性格が悪い。だから昨日みたいに知らず知らずのうちにお前を傷つけることがこの先あるかもしれない。それならいっそのこと疑似恋愛なんてやめたほうがいい。奏には言っておくし。そもそもお前だって俺といるの嫌でしょ。」




「な……」



なに…なに、なに?
何で急に?何で急にそんなこと言うんですか?


やっぱり泉サマ…あたしなんかの相手するの嫌だったのかな…



そりゃそうだよね…

誰も好き好んで中学生の相手なんかしないよ。

じゃあさ…


じゃあさ…





あたしを変えてくれるって言ったのは



嘘だったんですか?




「…あ、あたしを……」



「ん?」



「あたしを変えてくれるって……言ってくれたのは…嘘、だったんですか?」



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