貴方と私と黒と白
*
担任の先生は、30歳の男の人だった。
名前は、松山大輔(マツヤマダイスケ)。
食べ物に例えるともやしって感じで、
自己紹介がとにかく長い。
その長い長い自己紹介を聞いてるうちに眠くなってきたわたしはあることに気づいた。
前から2列目の一番右に座ってる男の子。
わたしが見たことない男の子が座っていた。
元々この学校は2クラスずつ12学年だから、
2クラスだけの学年で知らない子など一人もいないはず。。
「ねぇねぇ、亜里沙。あの子、転入生かな?」
前の席に座っていた亜里沙に小声で聞くと、
そうじゃん?と笑っていた。
転入生なんて毎年1人はくるし、
珍しくなんてないんだけど、
なぜかその男の子だけが
目に焼きついた。
担任の先生は、30歳の男の人だった。
名前は、松山大輔(マツヤマダイスケ)。
食べ物に例えるともやしって感じで、
自己紹介がとにかく長い。
その長い長い自己紹介を聞いてるうちに眠くなってきたわたしはあることに気づいた。
前から2列目の一番右に座ってる男の子。
わたしが見たことない男の子が座っていた。
元々この学校は2クラスずつ12学年だから、
2クラスだけの学年で知らない子など一人もいないはず。。
「ねぇねぇ、亜里沙。あの子、転入生かな?」
前の席に座っていた亜里沙に小声で聞くと、
そうじゃん?と笑っていた。
転入生なんて毎年1人はくるし、
珍しくなんてないんだけど、
なぜかその男の子だけが
目に焼きついた。