★まいんどはーと★
「…何で、ここにいんの?」
意味分かんない、なんで
追いかけてくんのよ。
「はぁ?俺も、同じ学校だからに決まってんだろ」
うそ?!
まじまじと、制服を見た。
た、確かに
同じ学校の制服だ。
…ッゲ!
しかも!!
「…先輩じゃん…。」
最悪…、こんなやつが先輩だなんて。
「分かったか?俺は、先輩なんですよ?」
そう言って、あたしに
だから逆らうなよ?
なんて、目線であたしを見る。
~つくづく、ムカつく!
「だ、…だから何?」
先輩だから何なのよ?!
エロ野郎は、エロ野郎じゃない。
そう言って、エロ野郎を無視して
学校に向かおうとした。
「おっと、また逃げようとしても無理だぞ?
」
そう言って、あたしの腕を掴む。
「ちょ、離してよ!」
本当に、こいつは何なのよ!?
「…お前って、つくづく俺を燃えさせるよな?」
逆にあんたは、つくづくあたしに
嫌な事しかしないわねっ!