★まいんどはーと★
「ゆ、ゆ許さん…!」
今にも噴火しそうな怒りを表している。
「る、るんちゃん?」
「誰だ?こんな事したやつは…!胡桃の透き通るような肌にぷっくりな唇を傷つけたやつは?!」
えっ?!
る、るんちゃん?
な、なんか危ない発言してるけど…。
「えっと…る、るんちゃん?あの…」
「胡桃!」
「は、はい!!」
いきなり、るんちゃんが
怒鳴りに近いような声であたしを呼んだ。
「一週間…、いや五日で元通りの唇と肌にしてやる!」
え?
「るんちゃん…?えっと…」
「安心しろ胡桃!このあたしが、本気をみせてやる。」
そう言って、あたしの肩をがっちりと掴み
メラメラと燃えていた。
「…誰だか知らないが、胡桃にこんな事をして
ただで済むと思ってるのか?」
「あ、あのね?るんちゃん…あたし」
「取っ捕まえて、東京湾に沈めてやる」
こ、怖い。
るんちゃん…、目がマジだ!
大丈夫だよ?っと
言おうと思った言葉をかきけす
ほどの言葉にあたしは
唖然としていた。