★まいんどはーと★



「だから、安心しろな?胡桃」



そう言って、キラキラとした
微笑みをしてくれた。



くっ、わぁ!!


か、可愛い…



「ありがとう、るんちゃん!」


そう言って、あたしはるんちゃんに抱きついた。



「な、なんだ?!いきなり」



「るんちゃんの気持ちが嬉しくてつい…」



驚きを隠せないるんちゃんが可愛くて
あたしは本当の事が言えないでいた。




「わ、分かったから!ほら、早く学校行こう!」



そう言って、照れながら
あたしを押し戻した。



「うん!」



るんちゃん、大好き!





…でも、



ごめんね?
本当の事言えなくて



あたしは、心にそうるんちゃんに
謝りながら学校に向かった。







< 73 / 89 >

この作品をシェア

pagetop