― 君 色 星 ―
「…そういや、いっつも綺麗なバラの花が二本、供えられとった。あれ、お父ちゃんやったん?」
うちのお母ちゃんの生前好きやった花が、バラやった。
確かにお父ちゃんがお母ちゃんの好きな花知っててもおかしくはないけどな。
「そうや。でもな、何で二本やと思う?」
「え?何で二本か???」
一本やったら、見た目的に寂しいから…とか?
でもそれやったら、何本かまとめて供えた方が綺麗な気もするなぁ…。
うちがぐるぐる考えとったら、突然お父ちゃんがその答えを言った。