現実アクションゲーム
再会
「二葉!」


蓮は剣を腰にしまうと、二葉の元へ駆け寄った。嬉しくてたまらない。


「蓮君!」


二葉は蓮に思い切り抱きついた。


蓮の全身から幸せがこみ上げる。そのとき、やっと感じた。


……俺は、どうやら二葉に惚れてるみたいだな……


「蓮、この女は仲間か?」


拓馬も駆け寄ってきて、聞く。


「ああ、二葉って言うんだ。大丈夫だったか、二葉?」


満面の笑みで聞く蓮。


こんなに心の底から笑顔になったのは、ゲームが始まって以来初めてではないだろうか。


「うん、大丈夫。怖かったけど……また蓮君に会えて、ホントに幸せ」


その言葉に、蓮は心からポカポカになった。


「蓮君、この人は?」


二葉が拓馬に手のひらを差し向けて聞く。


「拓馬って言うんだ。俺はあのあと、コイツと行動してここまで来たんだ」


「そっか。よろしく、拓馬君」


二葉の言葉に、拓馬は無言で頷いた。


「じゃあ、行こう。こんなゲーム、さっさと終わらしちゃお!」


二葉はそう言うと、一足先に歩き出した。蓮と拓馬が、後に続く。


相変わらず、二葉は勇気があるな……。
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