妖怪愛物語
「あーもう。体が痛い」
今は、旅館の大広間みたいなところにある大きな机を囲んで食事中だ。料理も旅館ででるような、うーん。私の貧相なボキャブラリーでは表現できないようなすばらしいものだった。
そこで、関節技を決められてからずっと空雅さんはそういっているのだ。
「こんな奴無視して、しっかり食べな!」
「はいっ」
なんだかんだあって、意気投合した私たち。まるで仲の良い双子みたいだ。
「おいしい?」
「はい!こんな豪華な料理初めてです!」
お世辞なんかじゃなくて、本当だった。びっくりするくらい豪華で、絶対未来で食べたら万超えるだろうな・・・・
「そりゃよかった。・・・ところでさ」
「なんですか?」