妖怪愛物語
「多分、私とアンタ年も近いだろうし。敬語は固っくるしいからさ」
タメ語でしゃべれと。まぁ、そう口に出さなかったのはタメ語って言葉が昔に無かったと思ったからなんだけどね。
「え、あ。うん」
「それでよし。ちょっとの間だけど、姉妹だと思って接してやって。私はアンタの祖先みたいだけど」
生まれて初めてできた姉妹みたいで、本当に嬉しかった。わたし、一人っこだったし。
「うん」
空雅さんはご飯の間、置いてけぼりをくらってたけど、桜さんと仲良くなれてよかった。
そして、もう日は完全に暮れたので、就寝することになった。