妖怪愛物語
「布団を二枚用意させたから、アンタはこっちで寝な。私はこっちで寝てるから、何かあったら遠慮なく起こしてね」
「分かった」
私たちは、布団の中にもぐりこんだ。
布団からは、お日様の匂いがする。落ち着く。
今日一日いろんなことがあったなぁ。葉月さんのところに遊びに行っただけなのに、炎月君に会うわ、空雅さんに会うわ、すごい重大告白されるわ、過去に行くわ・・・。
一生分の経験を今日した気がする。
「ねぇ」
私が、今日あったことを思い出していると、桜さんのほうから私を呼び止める声が聞こえた。