魅惑のヴァンパイア
「それでしたら、ヴラドは夜中にならないと帰って来ないので……」


シャオンは全く気付いていないが、この言葉はヴラドと身体の関係があることを暗に匂わせていた。


――ヴラドの嗜好も変わったな。


こんないたいけな少女を……。


まぁ、分からないでもないが……。


少女から放たれる大人の女の香り。


あどけない顔の奥に潜む、妖しい色気は、この場で無理矢理ドレスを剥ぎ取ってしまいたくなる。


泣き叫ぶ少女の声を聞いてみたい。


サドチックな欲望が、自然と湧いてくる。


――男を惑わす魔性の女だ。


本人は全く気付いていないが。


「そうか、それならヴラドが来るまで僕の相手をしてくれないか?」


「え?」
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