五月雨。



リョーコの勢いに押されて

なる君の働くクラブへ行く事にした。


リョーコにはほんと助けられてるなぁ。と思いながら電車に乗って…ドキドキをなるべく抑えた





クラブに着き


重たいドアを開ける


あまり来た事がない空間に緊張が走る



どうしよう…



と、前を見ることが出来ない私の変わりにリョーコがなる君を探す。





「いた! 」





ドキッ…



顔を上げるとなる君は
楽しそうに友達と話していた



私は思わず顔を伏せたけど


リョーコは


なる君のところへ駆け寄った。





リョーコが…


なる君の肩を叩く。



なる君は振り返り、驚いた表情で



「おっ!りょーちゃんじゃん!彼氏と来たのー?」



と、酔ってるのか…テンション高くリアクションをしてる。




「はぁー。なる君。後ろにかながいるのは見えてないの!?かなに連絡もしないで…なにやってるん!!」





なる君の表情が固まった…




リョーコが私に手招きしてる





いかなきゃ…




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