都会の魔女
洋子は思いもよらないマサルの言葉にショックを受けた。

「私だってマサルの仕事は立派だと思ってるよ。

そりゃ、少しさみしい時もあったのは事実だけど・・・ 

でももう何も言わないから。

ね、別れようなんて言わないでよ。

それに今さら結婚は白紙って言われても
私、マサルとの結婚のために仕事だって辞めたんだよ!

これからどうすればいいの!?」

洋子は何とかマサルに思い直してもらおうと必死に訴えた。

「ごめん。
俺 もうお前とやっていく自信無いんだ。

とにかくもう無理なんだ。
それじゃ、元気でな。」

しかしマサルは、けんもほろろに一方的に電話を切ってしまった。
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