恐い‥けど好き..
正巳に近寄って話しかけた。
「正巳、なんで‥‥」
「まだ分かんねーのかボケが」
「‥‥‥マサ‥‥なの‥‥?」
「‥‥‥‥覚えてたのか‥‥」
「‥‥‥覚えてるよ‥‥」
「‥拒絶するか?オレを。」
少し動揺しながら正巳を見ると
とても真剣な顔をしていた
アタシはゆっくり首を横に振った
しばらくしてから
正巳は頭を撫でてくれた
凄く安心した‥
アタシはそっと近寄った
正巳は何も言わずに
アタシを抱きしめてくれた
アタシは泣きながら謝った。
「ご‥めん」
「いいから泣いとけ。」
「‥ふ‥‥ぇ‥ッ」
「馬鹿なくせにオレの前でも意地はってんじゃねぇ‥馬鹿のくせに」
「馬鹿バカひ‥どい」
「‥無理すんな。分かったな?」
「‥‥‥ぅん」
「オレにぐらい頼れよ」
「はぃ‥‥‥」
「‥言うの忘れてた‥‥久しぶり‥馬緒‥」
「‥‥‥マ‥サ‥ッ‥」
――――――‥‥‥
しばらくマサ‥‥‥正巳に
抱きしめられて、
アタシが落ち着いてから
少し雑談して正巳は帰っていった
アタシは、
疲れたのもあって
すぐに眠った。
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