【続】私の旦那様はエリート社長?!
「お前らに梢の気持ちなんか分かんねーかもしんねーけどさ、ちょっとはコイツの気持ちも考えてやってもいいんじゃねーの?……同じクラスメートなんだからさ」


紫音君の言葉は、私の胸に鋭く突き刺さった。




「そりゃあ"裏切られた"って思うかもしれない。……でもさ、梢だって隠し通せないことくらい分かってたんだよ。だからこうやってちゃんと言ったんだろ」
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