オレの宝物。それは君の笑顔【完】
「罰として、私の誕生日に、コスモスがいっぱい咲いてるところに連れて行って」

「あ、風花の線路沿いのとこ?」

「もっといっぱい咲いてるところ」

「どこにあんの?」

「それは、貴文が、これから探すの」

「え~っ」

「だって、罰だもん。エイプリルフールだからってひど過ぎるよ」

「ごめん。これで、許して」


膨らんだほおに素早くキスした。


「そんなことしても、許してあげない」

「じゃ、これは?」


オレはもう一度、キスした。


さっきよりも、――甘く。


そして、熱く――。

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