オレの宝物。それは君の笑顔【完】
香奈と別れるのは無理だということがはっきりし、オレは裕太たちに相談した。


「主将がそんなこと言うなんて……」


オレがそうだったように、みんなもショックを受けていた。


「プライベートには口出してほしくないよな~」


今のところ口を出されるようなことなどない裕太が、その場を明るくしようとしてかおどけてみせた。


「こうなったら、一か八か、別れたって噂流すしかないだろ」

「そうだね~。それしかないよね~」

「でも、大丈夫か?」

「大丈夫だよ、なんとかなるって」


こうして。


浅はかなオレたちの作戦が始動した。

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