イジワルな俺様の秘密ライフ
私はあなたの学園王子様的な立場を守ろうと必死になって取り繕おうとしてるっていうのにですね、当の本人がそんな調子でさらっと性的ランゲージとかエロ発言をしてしまうというのはですね、いかがなものなんでしょうかね。
「いかがなものなんでしょうかね!? ねぇ!」
「『ねぇ!』って言われても。
一体何の話?」
「ああもう、なんでこういうときは私の思考漏れないのよ!!
長文を口で言うのが面倒だからわざと思念飛ばし気味で考えたのに!」
「嫌だなぁ。
思考が漏れるわけないじゃないか。
頭大丈夫?」
ああなんかムカつく……!!
「だからさ、口でちゃんと言ってごらん。
」
すっと目を細めて笑うさまは、妖艶そのもの。
見惚れてしまいそうな、艶やかな笑み。
一瞬にして囚われそうになり、私は悲鳴を上げた。
「嫌ーーっ!!」
そんな拒絶の反応を見て、海翔はくすくすと笑った。
私の悲鳴で我に返ったらしい先生が、恐る恐る海翔を見る。
「君はそんなキャラだったのか」