イジワルな俺様の秘密ライフ
薄情者でごめんなさいっ!!
きょろきょろと大地の痕跡を探す私に、海翔が不機嫌そうな顔をしてクイッと曲がり角を示す。
つられて廊下の突き当たりにあたる部分を見ると。
「……足?」
てんでバラバラな方向を示す数多の足が、にょっきにょっきと生えていた。
否、曲がり角から突きだしていた。
「邪魔だったから」
さらりと付け足す海翔に今向けている私の視線はきっと、信じられないものを見る目付きだと思う。
多分この足たちは、私に告白しようと追いかけてきた男子生徒たちだ。
結構な数の生徒が追いかけてきてたのに、
それを一人でのしちゃったの……?
そして大地は巻き込まれたというのか。
「ごめんね、大地……」
今、発掘して介抱するからね!